EASTでは、3月24日の五十嵐社長による臨時朝礼を受けて48期からの舵取りを担うことになった柏倉智之常務取締役が、新年度初回4月4日の月初朝礼で所信を述べ、新中期経営計画を発表しました。
【所信表明】
私はこの約7年間、五十嵐社長の側で経営哲学、組織論、マネジメント等々多くのことを学ばせて頂きました。この経験は、私にとって大変大きな財産となっております。私は、今後の会社経営においてこの教えて頂いたことを正しく実践していき、私なりの結果、成果に繋げて参りたいと思っております。
この結果成果とは、ご契約先様が私たちの仕事(警備サービス)に対して満足して下さり、その満足度を数値で示して下さること、即ち、”適正な請負金額を頂く”ということです。そして私は、その頂いた適正な請負金額に付帯する収益を全従業員に分配することにより、縁あってEASTに集った全ての従業員が精神的にも経済的にも豊かになっていただきたいのです。そして、それに伴い全従業員がさらに人間的に成長し、日々変化するお客様のご要望にお応えすることが可能となり従業員と共に企業も成長・発展していくという好循環な経営を構築し、『人と企業が共に成長し続け、社会に貢献する会社』=『グッドカンパニー』を創造していきたいと強く思っております。
加えて、日々目まぐるしい速さで変化していく世の中だからこそ変わることのない普遍的なもの、決してブレてはならない原理原則である経営理念『公なれば明なり』をこれからも常に心の中心に据えて、その理念を具現化すべく『凡事徹底』を実践することも忘れることなく引き続き行う所存です。
【新中期経営計画】
まず「中期経営計画」とは、3年後の社会情勢、警備業界の動向等を予測しそこから見えてくる問題を掘り起こし、その問題を解決する施策を講じることでEASTで働く従業員の労働環境・処遇を改善することを目的としています。これまでの中期経営計画『PLAN623・MUTSUMI』では、従業員同士が仲睦ましくお互いを認め協力し合う「睦の精神」を抱き、その業績目標を売上60億円、粗利23%としていました。しかし計画期間の3年間のうち2年以上も新型コロナウィルスという想定外の影響を受けたことで、残念ながら目標は未達に終わってしまいました。
そこで、今一度、前計画を達成させるという強い気持ちを込め、新計画には英語の接頭語で「再び、さらに、新たに」という意味の”Re”の文字を加えて、
計画名を、2022.4~2025.3 中期経営計画「PLAN623・Re:MUTSUMI」と決定致しました。
ただし、目標数値を粗利は23%を継続しながら、売上を60億円から62億円に上方修正致しました。また、サブタイトルとして”We can be anything(私たちは、何でも出来る)=EAST BRAND=”を付加し、「この三年間で『私たちEASTに、出来ないことはない』、=EAST BRAND=を必ず確立させる」という思いを込めました。この BRANDを確立する為に皆さんに従事して頂きたいのは、”『凡事徹底』をもう少し上手に行うこと”です。今現在行っている『凡事徹底』をもう少し意識して上手に行うことにより、私たちEAST にしかないBRAND(資質、強味)がこの三年間で確立されることでしょう。
新中期経営計画の旗は揚がりました。この旗の下、皆でお互いを認め、支え、協力し合い、引き続き『睦(むつみ)の精神(ALL EAST)』で目標必達に向け邁進していきましょう。
2022年4月4日
株式会社KSP・EAST
常務取締役 柏倉 智之