令和5年4月吉日
従業員の皆様へ
代表取締役専務 柏倉 智之
新年度(第49期)がスタートしました。前年度(第48期)は、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う臨時業務の反動による売上高の微減が予想されますが、粗利率においては、微増が見込めそうです。この結果は、ひとえに従業員の皆さん方の日頃の業務に対する姿勢、取り組みによるものであると評価させて頂くと共に心より感謝申し上げます。特に今回は、空港保安警備事業部が新型コロナウィルス感染拡大の落ち着き回復基調にある航空業界と協力、団結し、業績を上げてきていることが結果に繋がっているものと思われます。
そんな中、今期(第49期)の舵取りを行っていくのですが、皆さんご承知の通り、今私たち警備業界は『異次元の少子化』ならぬ『異次元の人手不足』に陥っております。それに加え数十年ぶりの上昇率を記録する物価高が昨年から続いております。
そこで会社は、この『人手不足』と『物価上昇』の二大問題から目を背けることなく正面から取り組んで参ります。具体的には、先ずは雇用体系により段階的にではありますが、皆さんの『処遇の見直し』を実施します。そして同時並行的にご契約先様に対し『契約金額の見直し』を実施していきます。
従前より『EASTの最大の営業力は、現場力である。』と繰り返しお伝えしてきております。今こそ皆さんの現場力を発揮し、ご契約先様に対する契約金額の見直し交渉の原動力になる様、『凡事徹底』を実践ください。今期のEASTは、①処遇の改善②請負契約の改善③更なる企業成長を実践していきます。
もう一つ、今期(49期)から新たに取り組んでいくキャッチフレーズ、スローガンを発表いたします。
『笑顔を守る、笑顔で守る』 です。
このフレーズの奥には、『弊社(私たちKSP・EASTの全従業員)に係る全ての人々の『笑顔』を守ります。弊社(私たちKSP・EASTの全従業員)の『笑顔』で守ります。』という意味が込められております。私たちの生業にしている警備は、人々に安全と安心を与えるというお仕事です。私は、人に安心してもらうのに最も効果的なツールの一つが『笑顔』であると思っております。
赤ん坊や幼い子供たちは、両親の笑顔を見て安心します。皆さんも上司の笑顔としかめっ面のどちらが安心させられますか。私は前者と明確に答えます。また、笑顔は、自分に自信や余裕が無いと出来ません。ですから私たちは、警備のプロフェッショナルとしての自覚を持って常に笑顔を絶やさずに業務に就くよう心掛けましょう。そして有事の際には、日頃見せることの無い『精悍な顔つき』で対応しましょう。
49期も今まで通り、①言葉に出すまでもなく『コンプライアンス(法令順守)』 ②経営理念『公なれば明なり』の実践 ③基本行動『凡事徹底』の励行の義務 ④EASTブランドの確立に向け『新心得10か条』の実行 に加え ⑤『笑顔を守る、笑顔で守る』の実施 の五本柱で進んでいきます。
皆さんもこの五本柱を意識し実践しEASTを『グッドカンパニー』にしましょう!
それでは、今年度もよろしくお願いします。