令和4年度1月1日
従業員の皆様へ 代表取締役社長 五十嵐 久男
新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり、会社の現況・会社経営の所信を述べさせていただきます。
ここ2年間新型コロナの影響により会社業績は厳しい状況が続きました。また、新たな変異株オミクロンの感染拡大が日本でも懸念されるなどコロナウィルスの終息は見えない状況下にあります。
しかしながら、会社業績は従業員一人一人が、経営理念をよく理解実践し「凡事徹底」の励行効果により現場力を上げております。企業体質強化の一環として取り組んでいる業務改革・「無駄取り発見隊」の活動、組織活性化策の支社通信の発刊等の政策効果も寄与し、その成果は顕在化しております。それらの結果、今期上半期の業績は増収増益を達成、通期においても増収増益の確保が見通せる段階になっております。従業員の皆さんのご尽力に敬意感謝致します。
さて、令和4年を私は「KSP・EASTブランド確立元年」と銘打った年にしていきたいと考えております。「ブランドとは約束です」。当社は「ウソをつかない」「お客様(ご契約先様)との約束は必ず守る」ということが結局ブランドの確立に不可欠なものになってきます。「KSP・EASTに業務委託すれば必ず約束を守る」という事が社会に浸透し、信頼され続ければ、まさしく当社のブランドが確立されていくことになります。EASTブランドの確立元年を意識した行動を全従業員の皆さんにお願い致します。これらの行動結果が同業他社との差異化に繋がって優位性を導きます。具体的には経営理念・行動規範「凡事徹底」を粘り強く諦めず実践することによりご契約先様との業務委託完全履行が確実なものとなり、その継続が「EASTブランド」としての確立に繋がっていきます。社会の変化に柔軟にスピード感をもって対処して行く事も、「EASTブランド」確立には欠かすことが出来ません。高品質なサービスを提供し続ける為には、耐えまぬ努力と現場の声が支社・本部に届く風通しの良い組織が必要です。派遣隊の実情を把握する為の活動強化に取り組んで下さい。
今年は3年先を見据えた「新3か年中期経営計画」を策定します。詳細は追って発表しますが中期経営計画の骨格は、ブランド力を持つ企業に働く従業員の労働環境改善・処遇改善を可能なものにする為の事業計画の策定であります。売上・営業利益・人材確保・品質向上計画等の新たな目標を設定し幹部社員を先頭に皆で成し遂げなければいけません。持続的な成長促進のためには何よりも人的先行投資が必要です。若手社員の採用・品質向上に向けた資格取得の促進・処遇改善の着手これらを計画的に推進して参ります。また、成長企業には必ず長を補佐するNo.2が存在します。支社長・部門長・派遣隊の隊長は、No.2の育成に精力的に務めることが最大の任務であることを認識して下さい。新たな年、令和4年が当社にとって成長の一年になるよう皆で知恵を出し社会に貢献して行きましょう。
まずは、従業員皆様の健康を願います。そして、法令順守の徹底・ハラスメント(セクハラ・パワハラ)行為の撲滅が企業経営の最優先事項であることを従業員一同、肝に銘じ自分自身の言動には十分注意して相手の立場に立った活躍を期待しております。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
以上