KSP・EASTでは10月21日(木)さいたま共済会館504会議室にて、「47期第3四半期会議」が行われました。同会議は、上半期を総括し下期を迎えるEASTにとって大変重要な位置づけにあり、コロナの収束状況をみて支社長に同代理も加えて一堂に会する形で開催されました。冒頭では、五十嵐久男代表取締役社長より『47期上半期の総括及び下半期の経営計画』(下記)についての訓話があり、達成すべき売上高・純利益(粗利)の目標額等が明示されました。その後、各支社から今期におけるテーマの発表、業務改革状況、売上計画・実績、売上・粗利見込み、活動計画・施策・課題・要望、人材育成・資格取得計画、入退社状況・離職者防止対策等の報告、そして新卒採用担当からの現状報告が続きました。終わりに、柏倉智之常務取締役より”『グッドカンパニー』創造のロジック”として全社員の進む方向性が改めて掲示されて、閉会となりました。
『47期上半期総括・下半期経営計画について(要旨)』
幹部の皆さん業務ご苦労様です。コロナ禍が続く中、47期上半期が終了しました。会社業績は、表面的にはコロナ禍の中にあって好調に推移したという見方があるかもしれません。しかしこれはオリパラ特需を取り込んだ結果であり、瞬間風速的なものです。会社業績が安定的に成長したものでは無いことを認識する必要があります。
下半期の経営環境は、最低賃金の引上げ、原油価格の高騰、それに付随するガソリン価格をはじめ幅広い商品の値上げなど経営を圧迫する要因が顕在化している。効率的な支社運営コストの徹底・削減策など早急な対策が必要になっている。支社は現行の経費を見直し、無駄はないか、効率的運用方法はないか、知恵を巡らし創意工夫の上、現行経費に止める結果を導き出すよう努力して頂きたい。また同時進行して請負金額改訂への取組みを加速して、計画した利益を獲得する。利益を獲得し社員に還元することが幹部社員の使命である。その事をしっかり受け止め下半期最大の任務として取り組んで頂きたい。EASTには「破天荒」な幹部社員が多数いる事を信じている。「破天荒」の本来の意味は「誰も成しえなかったことをする」という事です。破天荒な働きを期待しています。
さて、下半期における上記懸念事項解決に向けた行動依頼のほか、当社が抱える懸念課題について共有したい。 懸案事項 1支社別労務構成比率の改善 契約更改等計画的に推進する。目標を設定し3年後の労務構成の姿を描いて取り組んで頂きたい。 2若年労働者定着率の向上 支社間での取り組みを共有した中で離職防止を計画的に進めていく事が大切である。 当社は「絶えず相手(ご契約先様)の立場に立って行動する」ことを企業理念としています。上記2点はご契約先様の要望と捉えるべきです。
ここで、これからの新カオス時代に求められる人材像について提示します。1 どんな逆境に置かれても自分は運がいいと思える人 2 会う人、仕事は全て勉強と思える人 3 どんなつらい経験でも自己鍛錬であると考えられる人 4 失敗した時、原因を他人や環境のせいにせず、全て反省の機会に置き換えられる人、混沌とした時代にはこんな人間力が必要になります。何事も諦めず挫けないで下さい。
最後になりますが、理念の実践、行動規範「凡事徹底」を粘り強く諦めずに行うことが当社成長の源泉である事を強く認識して下さい。下半期も基本的な方針は変わりません。何よりも優先されるのはコンプライアンスの順守です。そしてセクハラ・パワハラ行為については厳格に対処して参ります。社会に貢献する企業としての自覚をもって自己研鑽し、47期を増収増益にしていきましょう。皆さんの健闘を期待しています。
代表取締役社長 五十嵐久男