EASTでは、京浜急行バス羽田営業所管轄内で7月21日(日)まで運行させていたKSP・EAST ラッピングバスのフォトコンテスト《FINAL》における入賞作品を、社内における厳正な審査のもと、下記の通り決定しました。
最優秀作品の応募者2名には、ANA’s Sky Kitchenの「ブルーリストランテ特別便 夏福袋 12個入り」(ANA国際線エコノミークラスの機内食:約1万円相当)を、優秀作品の応募者1名には、同「ブルーリストランテ 第25便 6個入り(同:約6000円相当)を贈呈致します。
※応募作品は、システムの都合上全て2MB以内にリサイズして掲載しています。
【最優秀作品】
松山進『すかし百合のある道』
【講評】
羽田らしい街並みや青空を背景に、ブルーのバスを引き立てるコントラストの美しいオレンジ色のスカシユリをも手前に配した、スケール感とインパクトのある作品。撮影ポイントを見い出すセンス、そこに登場するバスの瞬間に備える粘り強さ、そしてそれを表現する撮影技術、これらが揃い成し得た傑作だと感嘆します。
また、今回同時に「バスと花と飛行機と」もご応募下さいましたが、こちらは、この3つが偶然にも重なり合った瞬間を捉えたまるで物語のワンシーンのような作品で、ストーリー性もあって当入賞作品とも甲乙つけがたいものでした。
松山様は2期に亘りご応募下さり、また、今期内も何度も足を運んで下さるなど、そのご尽力にはスタッフ一同感謝の念に堪えません。
【応募者からのエピソード】
羽田空港近くのソラムナード緑地にはスカシユリが見事に咲いており、それらを手前に入れて、バスを撮影しました。今まで中々バスに遭遇できなかったのですが、この日は3回見ることができました。
【最優秀作品】
EASTON『天空橋系KSP・EASTの惑星』
【講評】
”こんな手法もあるのか!”と驚嘆させられた作品です。強烈な個性が目を惹き、このクリエイティブでお洒落な写真からは、その技量の高さが偲ばれます。また、アイデア溢れるタイトルからもEASTON様のセンスとこだわりの強さを感じました。私たちに写真の世界の面白さを教示して下さった作品です。
EASTON様からも他にも羽田らしい背景を取り込んだ素敵な写真を頂きましたが、中でも、幾何学模様の中にバスを切り取った「ラッピング映え、天空橋駅!」は、シュールで印象に残りました。
【応募者からのエピソード】
応募が遅くなったため、今までにないオシャレで面白い写真を撮ろうと、宙玉レンズという真ん中が球体に映りその周りが反転してボケる特殊レンズを使って撮りました(デジタル合成ではありません)。天空橋駅バス停がある羽田イノベーションシティの洗練されたモダンデザインやターミナル歩道の幾何学的模様とも相まって、意図したオシャレ感や面白さが出たと思います。タイトルも「太陽系第三惑星(=地球)」のように凝ってみました(笑)
【優秀作品】
triplekidney『Day life in Ota City』
【講評】
triplekidney様の作品は宣材写真のように美しく目を惹きました。全てが偶然であるかもしれませんが、真っ青な空に、自然光の生み出す光と影の調子、バスを最も美しく”魅せる”アングル、そして、良く見ないと気づかないかもしれませんが、青空には小さく飛行機も映って・・・。
このバスの商品撮影かと思われる程の完成度には、ため息が出ます。また、triplekidney様のバス停からバスを俯瞰した作品「Day life in Ota City」についても言及すると、こちらは郷愁感に溢れた余韻を感じさせる作品で、心に沁みました。
【応募者からのエピソード】
すっかり夏の陽気になりました。でもプリヒートでは無いですが、予め高い気温が続いたので今日位なら心地よい感じです。
【総評】
当フォトコンテストは、まずバスを見つけること自体のハードルが高くて、また動く被写体のために、撮影自体も難しかったのではないでしょうか。
FINALでは、場所選びや状況設定にオリジナリティを盛り込んだ多くの作品のご応募を頂きまして、深く感謝の意を申し上げます。皆様同じ被写体を撮影してご応募くださいましたが、いつ、どこで、どんな天気で、どんな時間帯で・・・、アプローチの違いでバスの表情は千差万別でした。皆様が切り取ってくださったバスの姿はまさに、一期一会の出会いの産物だったのです。ある瞬間の、ある場所でしか得られないバスの臨場感、そしてKSP・EASTの世界観を皆様と共有することができたことは、弊社の大切な財産となりました。
1年間4期に亘り、ご支援を頂きありがとうございました。今後とも引き続きご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。