9月15日(金)EAST本部・事業推進部では、セキモトビル事務所にて、防災担当顧問の金子茂文を講師にお招きして防災訓練を実施しました。
今年度は、通報訓練・初期消火訓練・地震時や火災時の避難訓練に加えて、心肺蘇生法や医療機器AED (自動体外式除細動器)の使い方などの応急救命訓練も行われました。救命訓練では、普段通りの呼吸がなく「心停止」(心臓がけいれんして血液を全身に送れない状態)と判断し胸骨圧迫を実施する際は、新型コロナウイルス対策としての「傷病者の鼻と口をハンカチ・マスクなどで覆うこと」「成人に対しては人工呼吸は実施しない」等の処置方法にも留意するよう指導がありました。そして、心停止の場合には、電気ショックを与え、元の心臓の収縮を取り戻す医療機器AEDの使用が有効になるとして、その操作方法が実演されました。
金子は、「人間には、異常心理下において、頼れそうな人に従う ”追従本能” があります。だから警備員には、”自信を持って”『避難口はこちらです』と大きな声で誘導する責務があるのです。」と力説した。