株式会社KSPでは、4月3日(月)入社式の午後と、翌日の4日の二日間にわたり、
新入社員を対象とした新入社員研修を行いました。
入社式の午後は、グループ会社のKSP・EAST、KSP・WESTの新入社員と合同で、
コミュニケーション、マナー、バリアフリー、ハラスメント対策等をテーマとした研修に取り組みました。
1.情報伝達コミュニケーションゲーム
ひとつ目の研修では、ゲームを通してコミュニケーション・相互理解の重要性や、
情報共有の難しさを学ぶ研修を行いました。
研修で扱った今回のゲームは、仲間と適切なコミュニケーションをとり、
上手に情報を共有しないと、クリアできないような内容になっていました。
このゲームでは、「組織では同じゴールに向けて適切な情報共有を行い、協働しなければならない」
ということについても実感できるものです。
同期の存在は、今後働く上でとても支えになります。
この研修では、「何でも相談できる相手」を作ることを目的とし、
同期と楽しくゲームをしながら、コミュニケーションについて学びました。
2.マナー研修
コミュニケーション研修で絆を深めた後は、
社会人として必ず身に付けなければならない基本的なマナーについて講義がありました。
敬語や身だしなみはもちろんのこと、会社として最も大切にしている
報連相(報告・連絡・相談)についても学びました。
3.バリアフリー研修
警備業務を行う施設には、障害のあるお客様がいらっしゃることがあります。
そんな時、KSPの警備員が施設のスタッフとして、心からのおもてなしができるよう、
バリアフリーについても研修が行われました。
お声がけの仕方や、ピクトグラムについてのクイズなど、
実践的に楽しく学べる内容でした。
4.自己分析
これから社会に出て働く準備のひとつとして、エゴグラムを使って自己分析を行いました。
結果から、自分自身の性格を改めて知り、自分をコントロールするコツについて
講義を受けました。
新入社員も先輩社員も、皆それぞれ結果が異なりますが、それに優劣があるわけではありません。
一人ひとりの個性の違いを知るとともに、
自分の特性を見つめ直すいい機会にもなりました。
5.ハラスメント
社会に出たとき、直面するかもしれないハラスメントの問題。
そういったときの対処法や基礎知識、
相談窓口などについて、外部講師の方からお話をいただきました。
研修終了後には、会社や支社、事業部の垣根を越えて楽しそうに話す新入社員の姿が見られました。
今回、これらの研修は、研修講師を担当することを本業にしている社員ばかりではない中で、
試行錯誤しながら自分たちで創り上げてきたものです。
それでも、担当した社員は、心から「研修を受けた新入社員の役に立てたら、支えられたら」
という想いをもって、自分たちは「新入社員の皆さまに何をしてあげられるか」を一番に考えていました。
今後、社会人生活を送るうえで、同期の存在は非常に大きな支えになります。
入社式の午後に行ったこれらの研修が、新入社員同士の絆を深める機会となり、
社会で働いていくうえでの一つの基盤を作れていたらうれしいです。
二日目研修
令和5年度 新入社員研修②:https://ksp-kokusai.co.jp/kspnews/2023nyusha_kenshu02/