株式会社KSPでは、9月1日「防災の日」に合わせ、
自社ビルで火災が発生したことを想定して避難訓練を行いました。
この記事では、訓練の様子について紹介します。
火災発生時の適切な対応に関する知識と技術を学びました。
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・火災発生時に重要なこと
訓練の冒頭では、火災発生時における基本的な行動指針を学びました。
今回はオフィスより下の階で火災が発生し、
逃げ遅れてしまったときを想定して行われた訓練です。
非常時には特に、状況に応じた冷静な判断が求められます。
・煙から逃げるには
火災の煙は、視界不良と呼吸困難を引き起こすため、
施設に多くの煙が充満している場合、
その中を通って無理に避難することは大変危険です。
上階に煙が上がってきており、階段が使えない時の対処法としては、
・オフィスのドアを閉めて煙の侵入を防ぐ
・テープがあれば隙間を塞ぐ
・窓を開けて部屋の中の煙を外に出す
・避難器具を使用する
などがあります。
実際のオフィスでシミュレーションをしながら、
煙の侵入を防ぐ方法や具体的な逃げ方について学びました。
・避難器具「緩降機」について
器具の位置や使い方を日常的に確認することで、
緊急時のスムーズな避難を可能にします。
施設ごとに設置されている避難器具の種類の違いなども紹介され、
自社の環境に合わせた対策の重要性を認識しました。
緩降機(かんこうき)を使用した避難方法について、
本物の緩降機を用いて学びました。
適切な姿勢や操作手順を事前に知っておくことで
非常時でも高層階からの避難を安全に行うことができます。
今回の訓練で緩降機の実物を初めて見た社員も多く、
積極的に触れたり、質問したりしていました。
避難器具は適切な使用により、緊急時の選択肢が広がるものです。
もしもの時に対応できるよう、日頃から訓練をしておくことが重要ですね。
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この防災訓練により、社員は危機管理について意識を高め、
災害時の行動について学びました。
今後も弊社では、防災訓練を継続して実施し、
災害発生時に円滑な対応ができるよう、取り組んでまいります。
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