株式会社KSPでは、12月5日(月)に、研修や発生事案の共有等を目的とした「合同隊長会議」を実施しました。
より一層高品質な警備を提供するため、各支社から隊長が一堂に会しました。
この記事では、会議の様子について紹介します。
・カスタマーハラスメントとは
まず、近年問題となっている、「お客様側からの妥当性を欠く要求」、
通称「カスタマーハラスメントについて」お話がありました。
隊長は、自身がカスタマーハラスメントを受ける被害者となりうるだけではなく、
同時に自分の隊の隊員たちを、カスタマーハラスメントから守る責務もあります。
お客様からの妥当な批判や注意、ご指摘は真摯に受け止める必要がありますが、
度を越した罵倒などからは、隊員を守らねばなりません。
管理部門も同様に、まずは注意につながる行為を少なくしていくこと、
そして妥当性に欠ける要求に関しては、背負いすぎずに
自分の心を守っていく必要がある、と学びました。
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・安全配慮義務違反について
以前「労働安全衛生大会」でも中間管理職向けに説明があったように、
社員側の健康や安全を守るということは、会社側の「義務」であり、
会社は社員が安全に労働できるよう、必要な配慮をしなければなりません。
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これは、ハラスメントで記述したことと同様に、
隊長自身は会社から「守られる側」であり、
そして隊員の健康や安全を「守る側」でもあります。
会社一丸となって、現場で働く隊員の健康、および安全を守っていきます。
・各隊の発生事案及び対処法の共有
例年同様、各現場で発生した事案と、それにどう対処したかに関する、
各隊からの発表が行われました。
知識不足や、反対に慣れからのミスは、当然あってはならないことですが
隊員が人間である以上、起こってしまうことがあります。
隠匿せず、しっかりそのミスを振り返り、反省したうえで対策を講じることが
お客様への誠実さにつながるものと考えます。
このような会議の場で共有することは、支社の垣根を越えて
事案発生防止の内容を向上させることができます。
・従業員満足度アンケート・ハラスメントアンケート結果報告
今回、現場で責任者として働く隊長に対して、
従業員満足度及びハラスメントに関するアンケートの結果報告が行われました。
現場の隊員が、会社や上司に対して感じている正直な気持ちが
アンケート結果として開示されました。
良い事だけでなく、改善すべき点や、社員の意識の現状を知ることで、
より、社員自身に寄り添った方針を考えていくことができます。
参加者も熱意をもって聞き、積極的に質問をする姿が見られました。
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会議の最後には、KSPの田邊社長が講話を行いました。
田邊社長は
「お客様が一番最初にKSPという社名を目にするのは隊員の皆さんの制服からである」
「職場環境の改善には、内勤者が尽力することは当然であるが、同時に隊長の協力も不可欠」
「現場の隊員に対し、最も近くで寄り添うことができるのは、現場を統括している隊長。
忙しい中、隊を代表してこのように多くの方が参加してくれたことをとてもうれしく思う」
と、隊長に対して激励しました。