想像してみてください。
いつ何時、侵入者が扉をこじ開け入ってきて、皆さんの生命を脅かしたり、大切な財産を奪うかもしれない危険な環境下で、果たして豊かで充実した生活が送れるでしょうか。
安全で安心な環境がなければ、人々は自身の営みに集中出来ず、様々な社会活動が大きく停滞してしまいます。
私たちが警備サービスを通して、安全で安心な環境を創り出すことは、持続的な社会の成長に必要不可欠なものなのです。
感染症による世界的パンデミック、他国への理不尽な侵攻が起こっている、社会環境が非常に不安定になっている中、不審物、不審者を自身の建物、敷地、組織に侵入させない、許可なき人そして物は持ち込ませない、正当な理由なく資産を持ち出させない等、警備サービスの一環として行う出入管理業務の重要度は過去の比ではなく、今や社会インフラの一部です。
そのように重要な警備サービスにも係わらず、社会のイメージは、労働集約型産業のブルーカラーそのものではないでしょうか?
業界をあげての体質改善や、社会の警備業に対する認識の変化から徐々に改善されたとは言え、提供する高付加価値の警備サービスに対し、まだまだ社会的、経済的な評価は見合っていないと思います。
そこで私たちは決意しました。
県内最大手の警備会社である私たちがこの現状を変えてゆこうと。
私たちは県内で最も社員待遇の良い警備会社を目指します。
そのために、県内市場シェアナンバー1を更に強固なものにします。
具体的には、現在の施設警備シェア10%を向こう10年間で30%まで成長させます。これはお客様件数とそれに携わる社員数を今後10年間、毎期10%づつ増やすことで達成出来る目標です。
では、県内30%のシェアを獲得すると何が得られるのでしょうか?
まず、知名度がアップして、人材およびお取引の両面で大きなメリットが期待できます。
優秀な人材が多く集まることで、更に高品質な警備サービスが提供され、お客様は一切の不安を感じることなく、ご自身の充実した生活を営んでいただけるようになります。
そのサービスにお客様が満足され、私たちの存在が不可欠なものとなれば、高付加価値なサービスに対し相応な対価が得られるはずです。ここで得られる対価により社員待遇を更に改善すれば、社員の士気は向上し、プライドをもってより良い仕事へのモチベーションが高まることでしょう。
このように、名実ともに知名度が高まれば、多くの優秀で志気の高い社員に恵まれ、また他社との熾烈な営業活動に没頭しなくても自ずと多くのお客様とのお取引が広がってゆくという、大きな好循環が生れるのです。
これから皆さん一人ひとりが、常にお客様の安全と安心を追求する超能動型人材となり、お客様の成長に寄与していると実感でき、当社で働く醍醐味を味わえるようになれば、県内で「施設警備を任せるならKSP」と言われるようになっているはずです。
この歩みは、皆さんの、当社警備サービスをご利用いただくお客様の、そして地域社会全ての方々の、幸せに繋がると確信しています。
2022年4月 吉日
株式会社KSP 代表取締役社長 田邊 中